鍵屋らしい裏話を今回は紹介しようと思います。
鍵屋ならではの仕事というと安否確認があります。
安否確認というのは家族や知り合いと連絡がとれなくなって心配だから家を開けて確認したいというものです。
依頼してくるのは家族であったり、会社の人であったり、友達であったり、様々なです。
また、近所の人が最近見なくなって心配だから安否確認したい、といったことや不動産会社、マンション管理会社から依頼されることもあります。
時には警察からの依頼なんていうことも・・・。
中に人がいて何事もなければほっと一安心ですし、夜逃げしてもぬけの殻となっている時にも拍子抜け程度で済みます。
やはりいちばん気分が落ち込むのは家の中でお亡くなりになっている時ですね。
特に数日建っていると遺体の腐乱も進んでいます。こればかりは何度この現場に立ち会っていても慣れることができません。
また、病気や老衰が原因でない場合にも時にはあります。
そういう時に遺族の方の近くにいるわけですから、こちらとしても本当に辛いことです。
最近はお年寄りの孤独死が増えているという話もよく聞きます。
家族に看取られることなく一人でなくなっていくというのはかなしいことですね。
近所の人など、地域社会全体でそういったことを少しでもなくせるようにしていくべきなのでしょうが・・・・。